イスムとして初めて、自治体とがっつり取り組みをした新商品「TanaCOCORO[掌] 大威徳明王」をリリースします。
大分空港から車でおよそ30分ほどのところにある、真木大堂(まきおおどう/豊後高田市)。
国東半島はその全体をひとつの寺域とする大きな神仏習合の地「六郷満山」として、平安時代から栄えてきました。
その文化的な遺産のひとつ、真木大堂には、阿弥陀如来を中心とした9体の仏像が遺されています。
中でも特筆すべきがこの大威徳明王像。
通常、五大明王のうちの一尊として祀られることの多い大威徳明王はあまり大きく造像されることはありませんが、こちらでは像高241cmと、日本一の大きさを誇ります。
真木大堂の仏像は、阿弥陀如来とその周囲に配された四天王、向かって右側に不動三尊、左側に独尊の大威徳明王と、他ではあまり見かけない布陣になっています。
その経緯はよく分かっていませんが、大威徳明王が阿弥陀如来の忿怒の姿とされていることが関係しているのかもしれません。
水牛に乗っているためにとても奥行のある造形で、堂内全体を見てもひときわ立体的で圧倒的な存在感を持っています。
平安時代後期に造られたというこの像は、細部まできちんと保存されており、地域の人たちに大切にされてきたことをうかがわせます。
古くから荘園として栄えたこの地では、牛に乗った農業の仏としても信仰されてきたようです。
2018年、六郷満山は開山から1300年の記念の年を迎えます。
今回の「TanaCOCORO[掌] 大威徳明王」の発売は、それを記念した第一弾の豊後高田市の事業として推進されました。
この機会に仏教関係の遺跡に留まらず、荘園文化や温泉など、さまざまな魅力に溢れる豊後高田市を訪ねてみてはいかがでしょうか?
TanaCOCORO[掌] 大威徳明王
2017年4月18日(火)発売!
*ポイント2倍の先行予約は3月28日(火)スタート!
第一回生産 限定300体の販売です。次回生産は未定です。