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インテリア仏像のイスムの製品情報をお届けします。

秘仏「愛染明王」が東京にやってきた!!

日本橋三越本店のすぐ近く、三井記念美術館(東京都中央区)に、貴重な仏像が大集合しています。


西大寺は、奈良時代の後期に発願され、平城京東大寺に対する西の大寺として創建されました。
今回の展覧会は、西大寺の創建1250年を記念して開催されています。

特に注目なのは「イスム 愛染明王」のモデルとなっている西大寺の重文「愛染明王坐像」です。
実は、お寺では1月15日〜2月4日と10月25日〜11月15日にしか見ることのできない秘仏
それを衣や蓮の模様までしっかり肉眼で見ることができます。
展覧会での展示期間は[4月15日(土)〜5月14日(日)]ですので、この機会にお見逃しなくご覧ください。

イスム 愛染明王

見どころは、これだけではありません。

入り口からすぐの場所にある密教法具の数々。
独鈷杵や五鈷鈴などの名前は知っていると思いますが、どのようなものかご存知でしょうか。

今回の展覧会では、密教法具とは何かという初歩的な部分から説明されており、
法具の使い方、別名なども紹介されています。


国宝新指定の西大寺興正菩薩坐像」や、重要文化財の白毫寺「太山王坐像」などの迫力ある仏像も必見です。

仏像とともにたくさんの納入品も並んでいます。
真言律宗を開いた叡尊(えいそん)やその弟子たちが造らせた像の多くには、納入品が納められています。
仏像の体内には、お経や釈迦の遺骨を納める舎利塔など様ざまなものが入っているのです。
文殊菩薩の中に小さな文殊菩薩が納められている例もあります。
なかなか見ることのできない仏像の内部には、造像への思い、信仰心が込められているのです。

展覧会の後期には、「イスム 吉祥天」のモデルとなっている浄瑠璃寺の「吉祥天立像」が
[6月6日(火)〜6月11日(日)]のわずか6日間だけ展示されます。

イスム 吉祥天

こちらも普段は見ることができない秘仏です。

前期・後期と展示物が変わるため、何度行っても楽しめます!

*イスム直営店に、チラシと割引券を置いています
 イスム表参道店
 イスム谷中店


「奈良 西大寺叡尊と一門の名宝」
期間:2017年4月15日(土)〜6月11日(日)
於:三井記念美術館

*展覧会公式サイトへのリンクはこちら