房総半島の先端、南房総市千倉町に位置する小松寺(こまつじ)は、718年に役行者が創建したと伝わる古刹で、今年開創1300年を迎えます。
イスムでは記念すべきこの年に、小松寺ご本尊の薬師如来像をTanaCOCORO[掌]サイズで制作させていただきました。
ご本尊は60年に一度しか開帳されないという秘仏で、千葉県内で最古の木彫像であり、県の有形文化財に指定されています。
「如来」と聞いて思い浮かべる柔和な容貌とは程遠く、むしろ威圧的な印象さえ与えるこの像は、厳しい山岳信仰の支えであるとともに、国家鎮護のための悔過(けか)の本尊でもあったと伝わります。
横から見るととても薄い造型なのですが、これは彫刻には適さない霊木から造られたためだと見られています。
とても貴重なこの秘仏、次の通常開帳は20年後だということなのですが、今年は開創1300年記念として、3度にわたって特別開帳が実施されています。
第1回:2月24日(土)〜3月4日(日)
第2回:4月27日(金)〜5月6日(日)
第3回:11月16日(金)〜12月9日(日)
ぜひこの機会に小松寺を訪れてみてください。
TanaCOCORO[掌] 薬師如来
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