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インテリア仏像のイスムの製品情報をお届けします。

諏訪の地に根付く神仏信仰の象徴、「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」新登場!

イスムでは、佛法紹隆寺様が所蔵する普賢菩薩騎象像をモデルとした「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」を2022年12月21日(水)に発売します。

 

 

古来日本では、神と仏が融合した神仏習合という信仰が人々の暮らしと結びついていましたが、明治時代に出された神仏判然令によって神道と仏教が別々の道を歩むこととなりました。

2022年秋に長野県諏訪地域で開催された「諏訪神仏プロジェクト」では、この地域の神道と仏教が150年ぶりに再会。神前で僧侶と神職が祈りを捧げる特別な神事が行われ、ゆかりの仏像が一斉公開されました。

その神事(奉告祭)をイスムのスタッフが見学に伺いました。その時の様子はこちらの投稿をご覧ください

 

 

モデル像の普賢菩薩騎象像は、明治元年まで諏訪大明神本地仏として諏訪上社神宮寺に祀られていたもので、明治元(1868)年に政府から神仏判然令が出された際に佛法紹隆寺へと移管されました。

 

イスムでは、どこかユーモラスな雰囲気の象と、その上でやわらかな微笑みを浮かべる普賢菩薩の組み合わせが醸し出す不思議な魅力をそのままに、手のひらサイズに緻密に再現。

 

象は、三日月形の目が印象的な顔つきと歴史を重ねた雰囲気をそのままに造形。

太い足でしっかりと大地を踏みしめる姿からは安定感が感じられます。

 

 

象の上で静かに結跏趺坐する普賢菩薩は、顔の大きさがわずか1センチほど。その小さな顔の中のヒゲまで手描きで再現しています。

 

 

造像時期が異なる普賢菩薩と象の表現の違いにも注目です。

 

長年にわたって諏訪の地の信仰を一身に背負う由緒ある美仏をお手元でお楽しみください。

 

TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像

価格:37,400円(税込)

限定数:300体

発売日:2022年12月21日(水)

*CLUBイスムポイント2倍の先行予約は、12月13日(火)11時より受付開始

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