中国山西省の世界遺産 平遥古城にある寺院が所蔵する韋駄天像がTanaCOCORO[掌]でデビューします。
イスムではこれまでに兜跋毘沙門天(S-Class/TanaCOCORO[掌])やガンダーラ仏など、海外で制作されたとみられる像の製品化はしてきましたが、どれも現在は国内に所在しているもの。
今回は初めて海外にある、日本とはゆかりのない像を数量限定ながらTanaCOCORO[掌]のラインナップとして発売します。
この像、実はいつもイスムの製品開発を一緒にしてくれている中国の造型チーム「晏璽殿(中国語読みでYanxidian/アンジデン)が製品化しているもの。
イスムのラインナップ担当がその造形に一目惚れしてTanaCOCORO[掌]サイズにしてもらったものです。
左手先だけ晏璽殿とイスムにより修復したものの、それ以外の箇所は欠損もなく彩色も美しく残されています。
イキイキとしたそのポーズは躍動感とともに凛とした静謐さも感じさせ、中国ではこれを「不動之動」と称しています。
像を後ろから見るとより動きを感じやすいかもしれません。
日本の文化財をブランドの根幹として発表してきたイスムにとっては、一歩枠を超えた挑戦になりますが、これがどこまでお客様に受け入れていただけるか楽しみです。
韋駄天と言えば俊足の代名詞で、日本では禅宗系寺院の庫裏に祀られることが多い像。中国では天王殿で弥勒菩薩と背中合わせに配されることが多いそう。
四天王にはそれぞれ八将軍という家来が付いていて、韋駄天は増長天に従属し、その八将軍たち(全三十二将軍)の首領でもあります。
中国風の武将の姿で、いかにも勇ましい武神という印象を与えます。
今回のモデル像は明代に造られたとみられ、同時期の像の中でも特に優れた出来で、中国では「天下第一韋駄」と称賛されます。
イスム異色の俊足の神、ぜひご自宅でお楽しみください!
TanaCOCORO[掌] 韋駄天
200体限定
価格:35,200円(税込)
発売日:2024年3月27日(水)
ポイント2倍の先行予約は3月14日(木)11時より受付開始