イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
今日は素敵な旅のおともを見つけましたよ
こんにちは ぼく天燈鬼
今日はお店でとってもかわいい表紙の本を発見
この猫さんはあの有名な名探偵かな?
お姉さん、これは何の本?
イスムスタッフ「それは南陀桜綾繁(なんだろうあやしげ)さんの『谷根千ちいさなお店散歩』っていう本だよ。
その猫さんはブックカバーで、プレゼントでいただいたの」
天燈鬼(以下:天)「ブックカバーだったんだ。裏地の柄はリッパーかな?面白い柄だね。本も面白そう。
読んでみても良い?」
イスムスタッフ「谷根千の素敵なお店がいろいろ紹介されていて面白いよ。そのブックカバーを売っているお店も載ってるんだよ」
天「わあ、いろんな動物さんがいるんだね。やっぱりあの猫さんの名前はシャーロックだ。
みんなちゃんと名前や特徴があって面白いなあ。ぼく、今日はこのお店に行ってきまーす♪」
朝倉彫塑館を通り過ぎて…
『旅するミシン店』到着!
イスム谷中店からはのんびり歩いて15分くらい
らいちょうくんにカラスくん
楽しみだなぁ♪
天「こんにちは お邪魔しまーす」
管理人さん「こんにちは いらっしゃいませ」
天「あ、早速カラスくん発見。こんにちは。カラスの本ってめずらしいですね」
管理人さん「それは店長(植木ななせ さん)がイラストを描いてデザインした本です。カラスの種類や生体についてわかりやすく解説してありますよ」
天「カラスくん、ハンバーガーが好きなのかな?面白そう。ブックカバーのイラストも店長さんが描かれているのですか?」
管理人さん「はい、このお店の動物のキャラクターのイラストやブックカバーやバッグなどの布製品も全て店長の手作りなんですよ」
天「そうだったんですね。今日は動物さんたちに会うのを楽しみに来ました」
わーい、らいちょうくんだ。こんにちは
あ、あの動物さんたちのポストカードだ。
お食事をしていたり、家事をしていたり、眺めているとほっこりするなあ
熊本城と動物さんたち。くまぼうくんのスイカ美味しそう。持っているのは名産品かな
寄付金ポストカードだ。ぼくも協力しよう
天「ブックカバーもいろんな絵柄があるんですね」
管理人さん「サイズも文庫判の他に新書判や四六判、コミックサイズやA5判もありますよ」
天「裏側もみんなカラフルで素敵だなあ。これはベルトの柄かな?手触りもやさしい布地ですね」
管理人さん「表は綿麻で裏は綿です。リバーシブルなので両面使えますよ」
あ、こねこのナーンタリさん。しおりになってる。かわいい♪
手ぬぐいもあるんですね。
らいちょうくん、意外とおおきい
天「木の画びょう?コロンとしてかわいい」
管理人さん「『わびすけ』の製品です。飯能の天然木材でボタンや画鋲などの木工小物を手作りされています」
天「ひとつひとつ形が違って、味わいがあって素敵ですね」
天「お、なにやらレトロなミシン。そういえば、なぜ『旅するミシン店』という名前なのですか?」
管理人さん「近所をお散歩することもそうなのですが、ちょっとした旅のお供になるものを作っていることと、店長の実家がミシン店なこと、
あとは『旅』という響きが好きだから、といろいろな意味が含まれた名前なのです」
天「じゃあ、ぼくのお散歩も旅なのですね。なんだかウキウキしてきたなあ。
好きな小説に素敵なブックカバーをして、お散歩のちょっとした休憩に読むのも良いなあ。
そうだ、カラスくんの本を読んで、カラスくんを探しに行く旅も面白そう。ぼく、カラスくんの本とブックカバーをいただきます」
管理人さん「ありがとうございます。熊本城のポストカードの売り上げは日本赤十字社を通じて全額寄付いたしますね。
一緒にこの周辺のオリジナルマップも入れておきますので、ぜひご覧ください」
天「わあ、うれしい!これからの旅がさらに楽しくなりそうです♪今日はどうもありがとうございました」
旅するミシン店 (たびするみしんてん)
〒110-0001
東京都台東区谷中7-18-7-1F
11:00〜17:00
営業日・土日祝日 平日は不定期
※所用や悪天候で臨時休業する場合があります。オープン時間も日によって変わる場合があります。オープンについての最新情報はTwitterでご確認ください。
ほっこりするイラストと、ひとつひとつ丁寧に作られたブックカバーは時間を忘れて見入ってしまいます。コミック判やA5判はかなりうれしいサイズ。いただいた『旅するミシン周辺マップ』も動物さんがいっぱいでウキウキします
<HP>http://tabisurumishinten.com/
<Twitter>https://twitter.com/tabisurumishin?ref_src=twsrc%5Etfw
『谷根千ちいさなお店散歩』 南陀桜綾繁(なんだろう・あやしげ)著
ライター・編集者。「不忍ブックストリート」の代表で各地のブックイベントで活躍されています。谷根千の様々なこだわりのお店と営む方々をとても丁寧に紹介された本です。お店の方々やお話しや著者の文章からは深い地元愛が感じられ、読むほどにさらに谷根千を好きになってしまいます。