TanaCOCORO[掌] 文殊菩薩
善円作と言われている像をモデルとした、イスムとしては3作目の童子像となります。
善円といえば鎌倉期に活躍した仏師ですが、代表作はもちろん愛染明王像ですね。
イスムでもスタンダードサイズで制作しています。
この他に善円の銘がある像として、奈良国立博物館所蔵の十一面観音立像や、アジアンソサエティ美術館(アメリカ)所蔵の地蔵菩薩立像が有名ですが、いずれも端正で理知的な表情が特徴的です。
そんな善円の技術がつぎ込まれた(と見られる)文殊菩薩像も、繊細で美しい造型をしています。
顔立ちはもちろん、細い髪の毛の筋や流れるような衣文は必見です。
さらに見ていただきたいポイントはわずかな腰のひねり。
特に後ろから見るとはっきりと分かるのですが、右足に少しだけ体重を乗せたポーズで、静謐な中にも動きを感じさせる見事な造型です。
イスムでは善円のソウルを感じさせる造型を手のひらサイズにしてお届けします。
この世を生き抜く智慧を授けるという文殊菩薩像、ぜひコレクションに加えてください!
TanaCOCORO[掌] 文殊菩薩
7月24日(火)発売
*CLUBイスムポイントが2倍の先行予約受付は7月12日(木)から!