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インテリア仏像のイスムの製品情報をお届けします。

S-Classから、東寺の兜跋毘沙門天登場!

京都のシンボル、五重塔を有す東寺。

弘法大師ゆかりのこの古刹に、数々の伝説とともに所蔵されるのがこの「兜跋毘沙門天」。

 

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強い視線が印象的な、エキゾチックな風貌、

どこかの国の王様を思わせる背の高い冠、

異様なほど腰が高く、全身に鎧を見にまとう姿・・・。

頭からつま先まで異国情緒たっぷりなこの兜跋毘沙門天が、60センチを超えるイスムシリーズ最大のサイズで登場です。

 

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足元を見ると二匹の鬼を従えた地天女が毘沙門天を支えるという、これまた独特なスタイル。

大唐西域記』には、「ホータン建国伝説」として、毘沙門天が授けた王の子が「大地の乳房」で育ち名君となった、と書かれています。

 

この像はもともと唐で造られ日本へ請来されたもので、東寺の寺伝には平安京の羅城門の楼上に安置されていたと伝わります。

実際にそうだったのかどうかは分かりませんが、いずれにしても入唐僧らが持ち帰ったとみられるこの像には、悠久の歴史のロマンが色濃く残ります。

 

今回、東寺の全面協力のもと、詳細な資料から造り上げた「S-Class 兜跋毘沙門天」。

その迫力とディテールをぜひお手元でお楽しみください。

 

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イスム S-Class 兜跋毘沙門天 

http://isumu.jp/sc3049/

2021年10月27日(水)発売