天ちゃんの谷根千散歩 その22「谷中岡埜栄泉」
イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
老舗のおいしい和菓子で舌鼓♪
こんにちは ぼく天燈鬼
まだまだ寒いけど、梅も咲いて春まであと一歩だね
で、花といえば団子!
今日は前から気になっていた、豆大福を買いに行ってきまーす♪
三崎坂を上りきって、谷中霊園の方へてくてくてくてく…
おお、趣たっぷりのお店発見!『岡埜栄泉』ここだ!
天燈鬼(以下:天)「こんにちは お邪魔します。早速、豆大福発見!おいしそうだなあ」
女将さん「こんにちは いらっしゃいませ!何に致しますか?」
天「えーっと、豆大福とあとオススメはなんですか?」
女将さん「こちらの『浮草』ですね。中は餡子で生姜が効いた焼き菓子です」
天「生姜、美味しそう!そちらもいただきます」
女将さん「ありがとうございます。豆大福は毎朝付きたてのお餅で作っていますので、今日中にお召し上がりくださいね」
天「はい!帰ったらすぐいただきます。楽しみ♪」
天「あのー、とても気になるのですが、こちらはオリジナルTシャツですか?」
女将さん「それは『老舗看板プロジェクト』という企画で、根津の若い方たちが谷根千を盛り上げようって、作ってくださったのですよ」
天「格好良いですね。ミッキーさんもお似合いです」
天「このトレーも素敵ですね。古地図の柄ですか?」
女将さん「それはウチの包装紙を使ったもので、昔の谷中の地図です。裏は革のような質感の紙を使っているので、手触りも優しいですよ」
天「豆大福はこれに載せて食べたいな。一枚ください」
女将さん「紙の位置によって地図の場所が違いますが、どれにします?裏の色も3色ありますよ。ちなみに、人気なのは不忍の池周辺です」
天「わかる地名があると面白いですね。ぼくもそうしよう。裏の色は…」
女将さん「濃い茶色でいかがですか?色がお客様にそっくりですよ」
天「確かに!それでお願いします」
天「明治33年創業と伺いました。117年も続いているのですね」
女将さん「あら、もうそんなに経ちました?110年過ぎたらあんまりかぞえなくなっちゃって。主人で4代目なのですよ」
天「歴史ある町でお店を続けられるって、すごいですね」
女将さん「谷根千って下町なのだけど、ちゃきちゃきじゃなくて、ちょっとおっとりしているというか。ご近所さんも優しくてあったかい方ばかりなので、とても楽しいですよ。いつも支えられています」
天「ぼくも女将さんとお話できて、とても楽しかったです。今度は相方(竜燈鬼)も一緒にお邪魔します。今日はありがとうございました」
女将さん「はい、またぜひお待ちしていますね」
天「ただいま帰りました!竜ちゃんおやつですよー」
相方・竜燈鬼(以下:竜)「む …豆大福、大きい」
天「浮草も生姜の香りが良いね」
竜「地図のお皿…谷中?地名読むの…楽しい」
天・竜「いただきまーす!」
天「では、豆大福をぱくり。お餅やわらかーい。んん?餡はちょっと塩が効いてるぞ。
甘さ控えめだからかな、お豆の味が引き立って美味しい!」
竜「む…浮草、ぱくり。さくさく。まわりのお砂糖、生姜が効いていてスパイシー。
む…餡子、ほろほろ。甘い…おいしい。これ、クセになる味」
天「あー美味しかった。ごちそうさまでした!」
竜「ごちそうさまでした…満足!」
天「ねえねえ、竜ちゃん。お店の女将さんも明るくて楽しくて素敵な方だよ。今度は一緒に行こうね♪」
竜「む…行く!」
谷中岡埜栄泉(やなかおかのえいせん)
〒110-0001
東京都台東区谷中6-1-26
TEL 03-3828-5711
FAX 03-3828-5712
営業時間 9:30 -17:00頃まで(豆大福が売り切れの際は早仕舞い有り)
定休日 月曜日・水曜日
昔ながらの製法で、手作りされています。材料は国産・無添加です。ひとつひとつ丁寧に作られた和菓子はやさしくてクセになる美味しさです。そして、明るく気さくな女将さんとお話すると、とても元気になります。豆大福の売り切れや急なお休みはフェイスブックでお知らせされます。HPからお取り寄せもできます。
<HP> https://www.yanaka-okanoeisen.jp/
<face book> https://www.facebook.com/yanakaokanoeisen
TanaCOCORO[掌]から待望の不動明王登場!
長きにわたってたくさんのお客様からご要望をいただいていた、TanaCOCORO[掌]シリーズの不動明王。
やっと皆さまのもとにお届けすることができることになりました。
イスムが初めて挑んだ快慶作の不動明王です。
快慶といえば、繊細で柔和な如来や観音像が思い浮かびますが、不動明王もシュッとしてなかなか男前な仕上がりの像です。
また、この不動明王像を造り上げた直後に東大寺南大門の仁王像を手掛けていて、仏師として円熟期を迎えた頃の作品です。
「TanaCOCORO[掌] 不動明王」は、その整った姿を再現するため、何度も原型を作り直しながら開発を進めました。
その絶妙な色合いも試行錯誤の賜物。
不動明王は酉年の守護本尊でもあるので、本来は2017年が始まる前に発売したかったものです。
やり直しをしすぎてそのスケジュールは間に合わなかったのですが、その分良いものができあがりました。
現在イスム表参道店で実物をご覧いただけます(イスム谷中店は1月末頃からの予定)。
その質感、触って感じてみてください!
TanaCOCORO[掌] 不動明王
2017年2月15日発売
*CLUBイスムポイントが2倍の先行予約は2月1日から!!
天ちゃんの谷根千散歩 その21「FWATTY COFFEE」
イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
寒さにちょっとめげていた天ちゃんも、美味しいランチでほっこり♪
こんにちは ぼく天燈鬼
最近めっきり寒くなって、ちょっとお店にこもりがち
美味しいものを食べて、元気を付けてお散歩したいなあ
イスムスタッフ「ただいま帰りました〜」
天燈鬼(以下:天)「おねえさん、お帰りなさーい。どこにお出かけしていたの?」
イスムスタッフ「近くのカフェでランチしてきたの。あー、美味しかった」
天「美味しいランチ?どこどこ?ぼくも行きたい!」
イスムスタッフ「『FWATTY COFFEE』っていうお店だよ。うちのお店からも看板が見えるよ」
天「あの2階のお店だね。ぼくもランチに行ってきまーす♪」
信号を渡って、到着!デザートもおいしそうだなあ
店長:得平さん「こんにちは いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ」
天「はーい。窓側にしようっと」
得平さん「こちらが本日のランチです。コーヒー8種類から選んでいただけますが、本日のおすすめコーヒーは『グァテマラエクセルマウンテン』です」
天「むむ、どれもおいしそう。では『そぼろプレート』と本日のコーヒーを食後にお願いします」
得平さん「かしこまりました。少々お待ちください」
得平さん「お待たせしました。『そぼろプレート』です」
天「わあ、おいしそう!お野菜もたっぷりだ。いただきまーす♪」
まずはソーセージをぱくり
ぷりぷりでおいしい
サラダもアボカドとか揚げナスとか色々入っていてうれしいな
目玉焼きの下には…そぼろたっぷり!
黄身とちょっと混ぜまして、ぱくり
鶏そぼろだ。やさしい味つけでおいしいなあ。ぱくりぱくり
ぼく、おかわりイケるかも
天「ごちそうさまでした!あっという間に食べちゃった」
得平さん「食後のコーヒーをお持ちしてよろしいですか」
天「はい、お願いします。あの、ちょっと気になったのですが、こちらの食器は販売されているのですか?」
得平さん「いえいえ、それは自宅から持ってきたオールドノリタケで、展示品です。よろしければコーヒーはそちらのカップでもお出しできますよ」
天「え!良いのですか。ぜひお願いします。あと、デザートも気になりまして、『ふわとろプリン』をいただきます」
得平さん「かしこまりました」
得平さん「お待たせしました。『グァテマラエクセルマウンテン』です」
天「わあ、素敵!ポットに入れてくださったのですね。ありがとうございます!」
良い薫り。いただきます
やっぱり煎りたて、挽きたてのコーヒーは味も薫りも全然違うなあ
すごく優雅な気分になってきた
得平さん「お待たせしました『ふわとろプリン』です」
天「おいしそう、結構大きい!粉砂糖が雪みたいできれいだな。フルーツも付いて、これでワンコインだなんて豪華!」
いただきます!ぱくり
とろとろ〜。ぼく、ほっぺが落ちるかも。コーンフレークのカリカリも良いな〜
やっぱりおいしい甘味は別腹だね〜、しあわせ♪
いっぱい食べて、すっかり元気になっちゃった
天「ごちそうさまでした!コーヒーもランチもデザートも、すごく美味しかったです」
得平さん「ありがとうございました。階段が急なので、足元お気を付けくださいね」
天「ありがとうございます。またお邪魔します!」
FWATTY COFFEE(フワッティコーヒー)
〒113-0022
東京都文京区千駄木3-36-11 千駄木センチュリー21 2F
TEL 03-5849-1789
営業時間 11:00-22:00
定休日 月曜日
常時8種類あるコーヒーは、注文後に豆を挽いてハンドドリップで出してくださいます。落ち着いた雰囲気と親切な対応で、とてもリラックスできます。コーヒーは2杯目から半額。フリーWiFiで電源も使えて完全分煙と、至れり尽くせりです。すっかりイスムスタッフの憩いの場にさせていただいています。
天ちゃんの谷根千散歩 その20「イスム谷中店」
イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
今回は新しいお友達とあの企画もお披露目♪
こんにちは ぼく天燈鬼
『天ちゃんの谷根千散歩』も今回でなんと、20回目を迎えました!
近頃はいろんな人に「ブログ楽しみにしています」とか「天ちゃんかわいい!」とか言ってもらえて、うれしいやら照れくさいやら…
で、今回は相方の竜ちゃんとぼくのお店「イスム谷中店」を紹介しまーす。
あと、20回記念企画もお楽しみに♪
まずはぼくのお店、仏像専門店の『イスム谷中店』
千駄木駅の団子坂下出口の正面。信号を渡ると到着!
お天気の良い日は五劫思惟阿弥陀さんのイラストの幕と…
お店のお姉さんが描いた黒板の看板が目印!
黒板のイラストは月1くらいで書き換えているよ。
お姉さん、相変わらずリアル…
ぼくも描いてもらえるのかな…ワクワク♪
近頃はお店の正面のウインドウに立っているぼく
留守中は看板を立てているから、谷根千で見かけたら声をかけてね♪
天燈鬼(以下:天)「ではでは入店しまーす。まずは新しいお友達『五劫思惟阿弥陀』(ごこうしゆいあみだ)さんから紹介するね。こんにちは〜」
竜燈鬼(以下:竜)「…こんにちは」
五劫思惟阿弥陀(以下:五劫さん)「こんにちは〜天ちゃん竜ちゃん今日も元気だね〜」
天「五劫さんのアフロヘアーって、みんなが幸せになれるように考えていたら、すごく月日が経って、螺髪が伸びちゃった姿なんだってね。五劫って21億年とか、210億年とかすごく長い時間って言われていて、そんな長い時間みんなを救う事を考えられるなんて、素敵だなあ」
五劫さん「伸びすぎちゃったなあ、と思っていたのだけど、おかげで親しみを持ってもらえて良かったよ〜」
天「実はぼくも毎日いやされています♪これからもよろしくお願いいたします」
天「次は仏像界のアイドル『阿修羅』さんです。今日も恰好良いですね」
阿修羅さん「いや…褒められると…緊張するので」
天「あ、ごめんなさい!でもそのしかめた憂いの表情がまた素敵です」
阿修羅さん「あ…どうも…」
竜「む…阿修羅さん、謙虚」
天「次は『千手観音』さんです。日本に現存する三体の真手千手(実際に手が千本作られているもの)のひとつを再現した方なので、迫力が違います」
竜「手も顔も…いっぱい」
千手観音さん「ほほほほほ。顔も沢山あるけれど、千の掌の全部に眼も付いていますから、余すところなく丸っとお見通しでみんなを救えるのですよ」
天・竜「ありがたーい」
千手観音さん「そうそう、あなたたちがこっそり準備していた面白い事もみんなお見通しですよ。うふふふ」
天「あ、そうだ。そろそろお披露目しよう。千手さん、ありがとうございます!」
天「えーっと、『天ちゃんの谷根千散歩』20回を記念いたしまして、今までお伺いしたお店を地図にしました!ジャジャーン!」
竜「む…お店がみんなイラスト…お店の連絡先は裏面読んで…」
天「みんな見かけたらぜひ谷根千散歩の参考にしてね!」
あと、ぼくの名刺も作ってもらっちゃいました!
燈籠のQRコードを読み込むとブログに飛ぶので、こちらも参考にしてね
地図と一緒に置かせてもらっているよ
ぼくの肩書、『店舗運営部 お散歩係』です
改めてよろしくお願いいたします!
名刺と地図はイスム谷中店に置いてあるよ
そしてなんと!お伺いしたお店にも置かせてもらっているので、手に取ってみてね♪
天「これからも谷根千をたくさんお散歩して、素敵なひとや美味しいものに出会うのが楽しみだな♪」
竜「む…おいしいお土産も楽しみ…」
イスム谷中店(いすむやなかてん)
〒113-0022
東京都文京区千駄木2-33-11-102
TEL 03-5809-0965
営業時間 10:00-19:00
定休日なし 年末年始のみ休業
日本の国宝や重要文化財の仏像をもとに制作した仏像フィギュア専門店。古来より親しまれてきた仏像をより身近に、インテリアのひとつとして提案しています。ゆっくり仏像を眺めたり、スタッフと仏像トークをしたり、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
『天ちゃんの谷根千お散歩地図』と『天ちゃん名刺』はイスム谷中店と下記のお店で11月1日より配布いたします。
地図を制作するにあたり、ご協力くださったお店のみなさま、ありがとうございました!
すてきなお店、素敵な方々ばかりなので、みなさんもどんどんお出かけくださいね。イスム谷中店と天ちゃんの谷根千散歩も、今度ともどうぞよろしくお願いいたします。
●地図設置にご協力いただいたお店 (地図掲載順)
東京メロンパン・やなぎに桜・おにぎりカフェ 利さく・ひいらぎ・和菓子薫風・平澤剛生花店・Tsugiki・亀の子束子 谷中店・ひるねこBOOKS・紙と布・開運谷中堂・箱義桐箱店 谷中店・旅するミシン店・アトリエ ド フロレンティーナ・アートスペース谷中ジンジャー・薩摩芋蜜匠 あめんどろや本店・あめ細工吉原・パリットフワット
天ちゃんの谷根千散歩 その19「箱義桐箱店」
イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
今回は大切な物を守ってくれる、あの専門店へ
こんにちは ぼく天燈鬼
近頃すっかり涼しくなって、お散歩には絶好の秋日和だねえ
さーて、お出かけしようかなあ
イスムスタッフ「天ちゃん、もしかしてお出かけする?」
天燈鬼(以下:天)「うん、これからお散歩に行くつもり」
イスムスタッフ「じゃあ、お買い物お願いしたいなあ」
天「いいよ、なになに?」
イスムスタッフ「このお店に行って、絵ハガキを買ってきてくれるかな?」
天「『箱義桐箱店』桐箱屋さん?ここに絵ハガキが売っているの?面白そう。早速行ってきまーす」
イスムスタッフ「行ってらっしゃーい、よろしく〜」
三崎坂を少し上って…この辺りかな?
絵が描いてある板がある。これはもしかして絵ハガキかな
やっぱりここだ
『箱義桐箱店』到着!
まずは階段を降りて…
天「こんにちは お邪魔しまーす。わあ、桐の良い香♪」
店員さん「こんにちは、いらっしゃいませ」
色んな箱がいっぱい。箪笥もあるんだ
やや、これは千両箱!本物を初めて見た!これも桐だったんだ
天「こっちの箱は絵が描いてある。あれ?少し立体的?」
店員さん「それは木目込の箱なので、柄の部分は錦や縮緬の布を貼り込んであるのですよ」
天「豪華ですね。きっと素敵な宝物を入れるんだろうなあ」
天「こっちは馬の絵だ。なんだろう、干支かな?」
店員さん「そちちらは縁起物で宝くじなんかを入れておくと良いですよ。
くじが当たりくじに『馬蹴る=化ける』というシャレですね」
天「えー、それは楽しいですね。当選日に箱を開けるまでウキウキしますね」
天「この紐は見覚えがあります。ぼくのお店の仏像さんの箱にも結ぶことがあります」
店員さん「真田紐ですね。そちらは紐付きの箱なので、下に紐を通す為の穴が開いています。紐は十種類から選んでいただけますよ」
天「紐で結ぶと、またぐっと趣が増して素敵ですね」
こんなに少しずつ違う大きさや種類があるなんて知らなかったなあ
そういえば、大切なものはみんな桐箱に入っているよね
通気性が良いとか、防虫効果があることは何となく知っていたけど、
昔から使われていたからこそ、これだけ種類があるのだなあ
天「そうだ、ぼくお買い物を頼まれていたんだった。絵ハガキをいただきます。これは彫ってあるのですか?」
店員さん「焼いて絵付けをしているのですよ。絵柄はどれにしますか?浮世絵とか小紋柄とか猫の絵柄がありますが」
天「あ、絵柄を聞いておくの忘れてた…でも、入り口にあった『やなか』が猫になっている柄が面白くて好みだと思うので、そちらをお願いします」
店員さん「ありがとうございます。ご用意いたしますね」
店員さん「お待たせしました。こちらです」
天「ありがとうございます。こんなに沢山の種類があると、色々箱に入れたくなってしまいますね。贈り物や大切にしまっておきたいものが見つかった時は是非、よろしくおねがいします」
店員さん「ありがとうございます。またお待ちしています」
箱義桐箱店 谷中店(はこよしきりばこてん やなかてん)
〒110-0001
東京都台東区谷中3-1-5
TEL 03-5832-9811
FAX 03-5832-9833
営業時間 10:30〜19:00
木曜日定休
創業明治元年。東上野に本店がある歴史のある桐箱専門店です。桐箱、桐たんすの他には
桐製の雑貨、桐箱が似合う陶器、グラス、錫製品、などを販売されています。箱に入れたい物に合わせてオーダーも可能です。桐の良い香に包まれながら、沢山の箱を眺めるていると、昔から大切なものを守る為に受け継がれてきたのだなあと、ゆったり感慨深い気持ちになります。工芸品の展示会やワークショップもされています。
現在開催中:『加賀てまり 加賀ゆびぬき展』2016年9月24日(土)〜10月31日(月)
<HP> http://hakoyoshi.com/
<blog> http://ameblo.jp/8544yanaka/
天ちゃんの谷根千散歩 その18「アトリエ ド フロレンティーナ」
イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
今回はとってもめずらしい、あの洋菓子の専門店へ
こんにちは ぼく天燈鬼
近頃はお店の正面のウインドウに立っているよ。道行く人に見てもらえてうれしいな♪
でも、緊張してお腹空いてきちゃった…
ちょっと一休みしようっと
天燈鬼(以下:天)「おねーさーん。僕ちょっと一休みするね。やや、おやつ発見!」
イスムスタッフ「あれ、天ちゃんお疲れ様。良かったらおひとついかが?」
天「わーい!ありがとう♪」
天「甘くて良い香り。香ばしいのはアーモンドかな。これはなんていうお菓子?」
イスムスタッフ「『フロランタン』というフランスの焼き菓子だよ。それぞれ味が違うから、食べてみて」
天「ではまず一つ目、いただきまーす」
天「ぱく、さくさくもぐもぐもぐ。表面がキャラメルとナッツで下がクッキーなんだ。
あれ?ちょっと塩が効いてる。美味しい!」
イスムスタッフ「それは夏限定の『夏塩』ね。あまじょっぱいのが美味しいよね」
天「ふたつ目もぱくっ。んん?この口に広がる良い香はアールグレイだな。沢山入っているのかな。甘味よりも茶葉の香りが残って、さっぱりして良いなあ」
イスムスタッフ「色が濃いのは『黒糖キャラメル』ね。これも香ばしくて上品な甘さで美味しーい♪」
天「このお店ってどこにあるの?」
イスムスタッフ「谷中銀座の中だから、ここ(イスム谷中店)からだと歩いて10分くらいかな。
フロランタンの専門店で『アトリエ ド フロレンティーナ』っていう名前だよ」
天「おお!結構近い。ぼく、これから行ってきまーす♪」
イスムスタッフ「はーい、行ってらっしゃーい。気をつけてねー」
てくてくてくてく…
あ、暖簾に『フロランタン専門店』って書いてある。ここだな
一見、和菓子屋さんみたい。お花のマークも素敵だな
天「こんにちは お邪魔しまーす。わー良い香り!これはアールグレイを焼いているのかな」
店主ご夫妻・梶原 誠さんと美穂子さん「こんにちは いらっしゃいませ」
天「わあ、種類も色々あるなあ。えーっと、『プレーン』と『焼きリンゴ』と『オランジェ』、『黒糖キャラメル』と『ココア&ヘーゼル』と『アールグレイ』と『そばの実&黒ごま』と『夏塩』。うーん、みんなおいしそうで迷うなあ」
天「そういえば『夏塩』は季節限定と聞いたのですが、他にもあるのですか?」
誠さん「季節ごとに一種類作っています。これからだと『かぼちゃ』や『クリスマススパイス』ですね」
天「それも美味しそう。楽しみですね」
天「どれも捨てがたいけど、今回はさっき食べて美味しかった『アールグレイ』と『夏塩』と、和菓子みたいで気になる『そばの実&黒ごま』と『プレーン』にします」
誠さん「ありがとうございます。ご自宅用ですか?」
天「えーっと、どうしようかな。ちょっと気になっていたのですが、あの棚にある箱はギフトボックスですか?」
誠さん「はい、そうです。紙箱と桐箱があって、水引の色が8色。
赤色、紺色、金色、桃色、水色、紫色、黄緑色、辛子色から選べますよ」
天「じゃあ、今日は友人のお土産にするので紙箱で、水引は黄緑色にします」
誠さん「かしこまりました。少々お待ちください」
誠さん「お待たせしました。こちらになります」
天「わあ!かわいい!ありがとうございます。きっと竜ちゃん(相方:竜燈鬼)喜ぶぞ♪」
天「お店の和モダンな雰囲気がとっても上品で落着きますね。
水引のギフトや家紋風のロゴマークも不思議とフロランタンとマッチしてステキですね」
誠さん「ありがとうございます。実はその家紋、私たち夫婦のそれぞれの家紋の一部の
雪輪と桔梗を合わせて作ったんですよ」
天「わあ、それは素敵なデザインですね。
ぼく、フロランタンって初めて食べたのですが、大好きになっちゃいました。他の種類のフロランタンもこれから少しずつ頂くのを楽しみにしています。今日はありがとうございました」
誠さん・美穂子さん「ありがとうございました。またお待ちしていますね」
アトリエ ド フロレンティーナ
〒110-0001
東京都台東区谷中3-12-2 谷中銀座商店街内
TEL&FAX 03-5834-8981
営業時間 11:00-17:00(売り切れの場合早めに閉店する場合がございます)
不定休(下記HP内のNEWSをご覧ください)
8種類のフロランタンはどれも香り高く、素材の味がぎゅっと詰まっています。一袋に一口サイズ4つ入りなので、数種類買って味や食感の違いを楽しむのもオススメです。『フロランタン』ってこんなに美味しかったんだなあ、と幸せな気分になります。
<HP>http://atelierdeflorentina.com/