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インテリア仏像のイスムの製品情報をお届けします。

運慶のデビュー作にして傑作。「イスム 大日如来」が待望の再販決定!

2019年に惜しまれつつ販売を終了した「イスム 大日如来」。販売終了後にも数多くの再販希望をいただいたため、この度復活が決まりました。

 

 

2017年、鎌倉時代の大仏師 運慶の処女作にして傑作として名高い国宝 大日如来坐像の造形美をそのままフィギュアにするため、イスムは運慶研究の第一人者である山本勉氏をはじめ、仏像のプロフェッショナル3名と開発に取り掛かりました。

 

度重なる監修を経て徹底的に作り上げられた大日如来像は、イスム史上類を見ないクオリティの高さを誇る製品として仕上がりました。総高約30センチという存在感抜群のサイズで圧倒的な造形を存分にご堪能いただけます。

 

 

若き運慶の瑞々しく迫力ある造型を、足の裏の肉感や頭髪の筋彫りの本数、剥落した金箔表現などの細部に至るまで緻密に再現。均整がとれた姿は360度どの方向から見ても美しく、発売中のTanaCOCORO[掌] 大日如来とはまた違った迫力が感じられます。

 

 

今回「イスム 大日如来」ご購入の方先着20名様に、円成寺特別御朱印をプレゼント!

無くなり次第終了となりますので、ぜひお早めにご予約ください。

 

 

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イスム 大日如来(再販)

価格:税込137,500円

発売日:2023年3月23日(木)

*CLUBイスムポイント2倍の先行予約は、2023年3月8日(水)11時より受付開始

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「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」を諏訪大社へ正式奉納しました

イスムでは、2022年秋開催の「諏訪神仏プロジェクト」を記念し、長野県 佛法紹隆寺様が所蔵する神仏習合の象徴「普賢菩薩騎象像」を製品化いたしました。

 

佛法紹隆寺様で「諏訪大明神御本地普賢菩薩像」として大切にされているように、明治元年まで諏訪大明神本地仏として諏訪上社神宮寺に祀られていたという由緒ある像です。

 

佛法紹隆寺 普賢堂に祀られる諏訪大明神御本地普賢菩薩

 

この度、佛法紹隆寺様のご協力により「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」を諏訪大社様へ奉納することが叶いました。

 

諏訪大社は、日本最古の神社のひとつで、全国に一万以上もある諏訪神社の総本社。
諏訪湖の南北に二社四宮を構え、上社本宮では御山をご神体として拝しています。
*上の画像は2022年9月30日奉告祭のもの

 

訪れたのは日本列島を寒波が襲った2023年1月下旬。
この日、最高気温がマイナス3度という諏訪の地はキンと張り詰めた空気に覆われ、身も心も引き締まります。

 

お手水で身を清めた後、重文指定の諏訪大社上社本宮幣殿での正式参拝を経て、「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」を奉納しました。

 

奉納後、記念の写真を撮影させていただきました。
諏訪大社宮司 北島様(中央)、佛法紹隆寺住職 岩崎様(右)、弊社代表 森田(左)

北島宮司には、こういった物を通じて諏訪のことをたくさんの方に知っていただけるのは良いことですね、というお言葉を頂戴しました。

 

奉納された「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」は、上社参集殿の普賢堂模型とともに展示される予定です。
格式高い神社の境内にイスムの仏像が置かれるという、大変な栄誉を頂戴しました。

 

奉納に際し、諏訪大社様から佛法紹隆寺様へ「南無諏訪南宮法性上下大明神」と揮毫された御柱の御用材が授与されました。
この文言は、戦国武将 武田信玄がかの有名な「風林火山」とともに軍旗に掲げていたもので、本地普賢菩薩をはじめとする諏訪大明神に帰依をする意を表しています。


佛法紹隆寺様では、この賜り物を普賢菩薩像の前に設置されています(画像上)。
参拝の際にはぜひこちらもあわせてご覧ください。

 

諏訪大社様への奉納に先だつ2022年12月、「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」の売上の一部を、佛法紹隆寺様に寄進いたしました。
こちらは、北斗七星を本尊に星座が描かれる「星供曼荼羅(ほしくまんだら)」の修復費用に充てられます。

 

諏訪大社と仏像の関係について、詳しくはコチラ

 

写実的で自然な姿の鹿が愛らしい プレミアム仏像「神鹿~Premium~」新登場

CLUBイスムポイントと交換できる非売品プレミアム仏像に新造形「神鹿(しんろく)~Premium~」が登場!*1

12,000ポイントで交換いただけます。(※2023年2月28日(火)11時より受付開始)

 

 

湛慶作とみられる重文「木造鹿」がモデル。耳を立てて周囲の様子をうかがう牡鹿と、前脚を投げ出して遠鳴きするような牝鹿の2頭の鹿は、阿と吽、緊張と弛緩の対比もみられます。

 

 

この鹿の彫像は、華厳宗中興の祖・明恵上人が春日明神を詣でて託宣を受けた際に東大寺を通りがかると、30頭ほどの鹿が膝を折り曲げ地面に伏したとの伝説をもとに制作されたとも言われます。

榊や神体を乗せていない自然な姿の鹿は珍しく、唯一無二の作例です。

春日明神の遣いという神性を思わせる一方で、あらゆる生き物に仏性を見出して敬意を抱いた明恵上人の強い思いも感じさせます。

 

後ろ姿も愛らしい2頭

 

動物彫刻のひとつの頂点をぜひお手元でお楽しみください。

 

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神鹿~Premium~

CLUBイスムポイント12,000pt.にて交換可能

2023年2月28日(火)11時より交換受付開始

※ポイント交換限定品のため、販売は行いません。

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◎プレミアム仏像が欲しいけど、ポイントがなかなか貯まらない…という方必見!!

商品購入時に貯まるポイントが2倍になる「CLUBイスムポイント2倍キャンペーン」を実施します!

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期間は2023年2月10日(金)11時~21日(火)の10日間!

イスムウェブショップおよびイスム表参道店での購入が対象となります。

ぜひお得なこの期間に気になっていた商品をお求めください!

 

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日本現存最古の四天王像、TanaCOCORO[掌]シリーズにて数量限定発売!

7世紀半ばの飛鳥時代に造像され、当時の姿をほぼそのまま残すという貴重な作例をTanaCOCORO[掌] シリーズで完全再現。30セットの数量限定で販売いたします。

 

 

モデルは奈良県の国宝「木造 四天王立像」。我が国に現存する四天王彫像としては最古といわれる国宝像で、聖徳太子が創建した寺院の世界最古の木造建築と名高い金堂内陣で四方を守護しています。

 

四天王とは、東方を護る持国天、南方を護る増長天、西方を護る広目天、北方を護る多聞天の4尊を指し、帝釈天に仕え須弥山の中腹で四方を護る甲冑をまとった武将姿の守護神です。

 

持国天

増長天

広目天

多聞天

 

後世の躍動感に満ちた憤怒相の四天王像とは異なり、邪鬼の背に真っ直ぐ立って遠くを見据える様は、静かな佇まいの中に秘めた力を感じさせます。

 

一見同じように見える4尊ですが、すべて別々に造形し、宝冠の破損や持物、彩色の剥落等それぞれのわずかな差異を再現しています。

また、イスム史上最小パーツも使用し、細部まで丁寧に組み上げました。

 

 

四天王像が過ごしてきた、気の遠くなるほど長く静穏な時間をお手元でじっくりお楽しみください。

 

TanaCOCORO[掌] 四天王~飛鳥~

価格:132,000円(税込)

限定数:30セット

発売日:2023年1月26日(木)

*CLUBイスムポイントが2倍となる先行予約は、2023年1月19日(木)11時より受付開始

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佛法紹隆寺様に志納金をお納めしました

長野県諏訪エリアで今年秋に開催された、150年ぶりに神と仏が出会う「諏訪神仏プロジェクト」。

これを記念して制作した「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」は、諏訪上社神宮寺に諏訪大明神として祀られていた像がモデルで、明治政府によって神仏判然令が出された際に仏法紹隆寺へと移されたという大変由緒あるものです。

 

普賢堂の中心で堂々たる存在感の普賢菩薩騎象像

 

 

本堂奥の普賢堂は高野山真言宗東京別院を移築したもので、諏訪上社と向き合うように建てられたものです。

 

この像を製品化させていただくにあたり、同像所蔵元の佛法紹隆寺様へ売上の一部をお納めしに伺いました。

 

佛法紹隆寺の岩崎住職(右)と弊社代表

 

この志納金は、同寺所蔵の掛軸「星供曼荼羅(ほしくまんだら)」の修復費用に充てられます。

 

これは諏訪高島藩主のご祈祷に使われていたもので、北斗七星を本尊に、星座なども描かれる逸品。

 

お寺にはまだまだ修復が必要な寺宝がたくさんあるということですが、その一助となれることは光栄でありがたく思います。

 

ぜひこの記念すべき製品を、お手元でお楽しみください!

 

TanaCOCORO[掌]普賢菩薩騎象像

2022年12月21日発売

https://isumu.jp/fugenbosatsu/

「諏訪神仏プロジェクト」奉告祭に伺いました!

2022年9月30日、爽やかな秋晴れのなか、諏訪大社上社本宮で「諏訪神仏プロジェクト」の開催を神前に報告する奉告祭が開催されました。

 

 

明治元年、仏教と神道を切り離す神仏判然令が出されたことによって、神と仏は別々の道を歩むこととなりました。
今回の諏訪神仏プロジェクトは神道と仏教が共存したかつての信仰の様子を振り返るもので、150年ぶりに神と仏が再会します。
この日の奉告祭はまさにプロジェクトの目玉とも言えるイベントで、諏訪大明神の神前で僧侶たちが特別な経を読むというもの。
まさに「神仏習合」を体現する、ここでしか見られない光景です。

 


当日の朝、諏訪上社の前に列を成したのは、およそ70人の僧侶たち。
正装に身を包んだたくさんのお坊さん、というだけでもありがたい光景なのに、その彼らが諏訪上社の鳥居をくぐるのです。
否が応でも興奮が高まります…!

 


ほぼ白一色のすっきりとした装いの神職と、きらびやかで色とりどりの出で立ちの僧侶。

 


神職による祝詞の後、20人ほどの僧侶が拝殿に上がり、諏訪大明神に捧げる「諏訪講之式」という経を読み上げます。
これは「TanaCOCORO[掌] 不動明王立像」でもお馴染みの仏法紹隆寺のご住職が、古文書を紐解いて復元したもの
地域の神々や自然などを讃えたものです。
歌のような大きな節回しがあるのが特徴で、これは高野山に伝わるものをベースに声明の専門家に師事しながら作り上げたもの。
全部で6部あるところ、3年かかってやっと上社の神さまについて述べた部分が完成したとのこと…。
いかに骨の折れる作業なのかが伝わりますね。

 


佛法紹隆寺の岩崎住職を筆頭に軽快に読まれる経が、太鼓のリズムに乗って諏訪上社の境内に響き渡ります。

 


150年以上も執り行われなかったと思われる神前での読経。
文化的にも宗教的にも大変貴重なこのイベント、これからもぜひ継続的に開催していただきたいですね!

 

 

【新製品】

かつて諏訪大明神本地仏として諏訪上社神宮寺に祀られていた「普賢菩薩騎象像」を、現在の所蔵元である佛法紹隆寺様公認のもと製品化。

コレクションしやすい手のひらサイズの「TanaCOCORO[掌]」シリーズにて発売いたします。

 

TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像

価格:37,400円(税込)

限定数:300体

発売日:2022年12月21日(水)

*CLUBイスムポイント2倍の先行予約は、12月13日(火)11時より受付開始

 

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諏訪の地に根付く神仏信仰の象徴、「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」新登場!

イスムでは、佛法紹隆寺様が所蔵する普賢菩薩騎象像をモデルとした「TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像」を2022年12月21日(水)に発売します。

 

 

古来日本では、神と仏が融合した神仏習合という信仰が人々の暮らしと結びついていましたが、明治時代に出された神仏判然令によって神道と仏教が別々の道を歩むこととなりました。

2022年秋に長野県諏訪地域で開催された「諏訪神仏プロジェクト」では、この地域の神道と仏教が150年ぶりに再会。神前で僧侶と神職が祈りを捧げる特別な神事が行われ、ゆかりの仏像が一斉公開されました。

その神事(奉告祭)をイスムのスタッフが見学に伺いました。その時の様子はこちらの投稿をご覧ください

 

 

モデル像の普賢菩薩騎象像は、明治元年まで諏訪大明神本地仏として諏訪上社神宮寺に祀られていたもので、明治元(1868)年に政府から神仏判然令が出された際に佛法紹隆寺へと移管されました。

 

イスムでは、どこかユーモラスな雰囲気の象と、その上でやわらかな微笑みを浮かべる普賢菩薩の組み合わせが醸し出す不思議な魅力をそのままに、手のひらサイズに緻密に再現。

 

象は、三日月形の目が印象的な顔つきと歴史を重ねた雰囲気をそのままに造形。

太い足でしっかりと大地を踏みしめる姿からは安定感が感じられます。

 

 

象の上で静かに結跏趺坐する普賢菩薩は、顔の大きさがわずか1センチほど。その小さな顔の中のヒゲまで手描きで再現しています。

 

 

造像時期が異なる普賢菩薩と象の表現の違いにも注目です。

 

長年にわたって諏訪の地の信仰を一身に背負う由緒ある美仏をお手元でお楽しみください。

 

TanaCOCORO[掌] 普賢菩薩騎象像

価格:37,400円(税込)

限定数:300体

発売日:2022年12月21日(水)

*CLUBイスムポイント2倍の先行予約は、12月13日(火)11時より受付開始

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