イスム谷中店在住の天燈鬼くんの谷根千めぐり
今回は話題のあの道からはじまり
こんにちは、ぼく天燈鬼。
今日は前から気になっていた、蛇道をお散歩するよ!
本当にへびみたいにくねくねしているなあ。
昔は「藍染川」っていう小川で、その上に道ができたんだって。
今は暗渠(あんきょ)で、道路の下の川は上野の不忍の池の方に流れているみたい。
道の歴史も面白いね!
おや?杉玉と思いきや、あれはタワシだ!
「カメノコタワシ」
タワシ屋さん?面白そう!
天燈鬼(以下:天)「こんにちは、お邪魔しまーす!」
天「すごい!タワシが沢山吊ってある!」
店員さん「その束子のディスプレイは明治40年の創業当時のアイディアで、当時も大変話題になったそうですよ」
天「斬新だけど歴史あるものなんですね。格好良いなあ」
天「柄がレゴみたいでかわいいなあ。硬くてよく汚れが落ちそう。そっか、スニーカーを洗うときに使うんだ」
店員さん「台所のシンクとか、排水溝なんかの細いところを洗うのにも便利ですよ」
天「なるほど〜。こんなにカラフルだとお掃除が楽しくなりそうですね」
天「白い束子だ。色合いもやさしくておしゃれ〜。飾っておきたくなっちゃうな」
店員さん「ホワイトパームという束子の定番の素材、パームを脱色したものです。立てられるのも便利です」
天「こっちの束子はつくしみたい。柄も木製で凝ってるなあ」
店員さん「それはパームとホワイトパームを組み合わせたものです。
柄も職人さんが一本づつ手で削り出していて、とても持ちやすいですよ」
天「なるほど、それで商品名も『極め〆〈きわめ〉』!こだわりの逸品ですね」
天「これは見慣れた形。でも、他の束子よりちょっと柔らかいぞ」
店員さん「棕櫚(しゅろ)の束子です。パームと比べて少し柔らかくて、
木のまな板と包丁がとてもキレイになるので、板前さんには欠かせないんですよ」
天「少し細かったり、ねじねじしているのも洗いやすそう」
天「肌触りがきもちいい〜これはお風呂用ですか?」
店員さん「マッサージもできますよ。茶色のハードタイプが太郎くん、白いソフトタイプが二郎くん」
天「太郎くんと二郎くんがいやしてくれるんですね♪」
天「グッズもおしゃれですね。亀さんマークのトートバッグだ。格好良い!」
天「ここにも大きい亀さんマーク。男前掛け?」
店員さん「帆布なので丈夫ですよ。職人さんも使っていて使えば使うほど、良い風合いになりますよ」
天「まさしく男前!憧れちゃうなあ」
今まで何気なく亀さんマークの束子だなあって思っていたけれど、すごく歴史があって奥が深いものだったんだなあ。
職人技を感じながらお掃除ができるなんて、素敵だね。
帰ったらゴシゴシ楽しみ♪
ありがとうございました!
亀の子束子 谷中店(かめのこたわし やなかてん)
東京都台東区谷中2-5-14 C店舗
(地下鉄千代田線 千駄木駅から徒歩5分)
Tel.03-5842-1907
11:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日)
他にもスポンジやカラフルな亀の子束子ストラップなど、素敵な商品が沢山あります。
すっかり亀の子ファンになった谷中店スタッフのキッチンはピカピカです。
<HP> http://www.kamenoko-tawashi.co.jp/company/yanaka.html
<facebook> https://www.facebook.com/kamenokotawashi